2010年11月03日

米国中間選挙〜選挙運動@グアムその2

グアムにおける選挙運動の続きです。

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写真:街中の立て看板

米国では、日本のように選挙期間中に公営掲示板にポスターを貼る制度は基本的にありません。しかし、日本と違い選挙運動に多くの制限があるわけではないので、比較的に自由に活動をできるようです。街中に候補者の写真と名前の入った立て看板が見られました。但し、選挙期間が終われば、ポスターも撤収です。日本にみられるがごとく、常時街中にポスターを張り続けるような迷惑行為は基本的に行われません。この点は大いに見習うべきでしょう。

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写真:知事候補者の立て看板

日本と近い、知事は副知事と一緒に立候補します。そして、任期中は同じ知事とともに、責任を持って政務にあたります。知事は1名です。日本のように副知事や副市長が何名もいるわけでもなく、その職責も明確である点で大きな相違が見られます。


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写真:上院議員候補者の立て看板

「Tell it to TELO」、ちょっとしたシャレでしょうか、このような部分は日本とも変わらないようです。
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2010年11月02日

米中間選挙〜選挙運動@グアムその1

米国で中間選挙が行われています。
準州ですが、グアムの選挙運動を見る機会に恵まれました。

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写真:候補者の選挙運動の様子

米国では、戸別訪問が選挙活動の中心ですが、一般有権者に向けて街頭に立つこともあるようです。写真は、グアムの大規模ショッピングセンターであるマイクロネシアモールに近接する交差点に立つ候補者と運動員の様子です。ここらへんは、日本でも見られる風景です。

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写真:選挙カー?

米国では、日本のように選挙カーにマイクを搭載し、名前を連呼するような風景は見られません。但し、写真のように候補者の名前を記載した看板を車やトラックの荷台に乗せて走らせている様子が見受けられました。
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2010年08月31日

【目次】神奈川県議会 議会改革に関する50の提案

提案 項目 提案

●開かれた議会
1 みんなに開かれた議会
2 委員会審議のインターネット中継
3 議案書等のホームページ上への公開
4 調査報告書のホームページ上への公開
5 政務調査費支出明細のHP上への公開
6 議長交際費支出明細のHP上への公開
7 議員との連絡手段の確保
8 賛否の公開
9 記者発表の徹底
10 メールマガジンの発行
11 議員活動のホームページ上への公開
12 議会ホームページの充実
13 議会報告会の開催
14 県民参画の推進(例:県民演説制度)
15 県民意見への真摯な対応
16 出前講座の開催

●自立した議会
17 議長任期の複数年化
18 議長定例記者会見の実施
19 議会改革検討会議(仮)の常設
20 監査委員等の選出方法の見直し
21 議論・提案を中心とした議会運営
22 質問回数制限の撤廃
23 一問一答質疑の導入
24 予定会期日程の厳守徹底
25 委員会の自由質疑導入
26 常設型特別委員会の見直し
27 交渉会派の人数基準の緩和
28 近隣都県議会等との交流促進
29 執務空間の確保
30 政策スタッフの配置
31 議会図書室の充実
32 新人議員研修の実施

●効率的な議会
33 目的意識の高い議会運営
34 行政視察の手法の見直し
35 成果を意識した議会運営
36 政務調査費の運用方法の見直し
37 議会予算の抜本的見直し
38 議員報酬の更なる削減
39 広報媒体の効果検証・あり方見直し
40 県政調査事業の廃止
41 諸費用の見直し
42 ペーパレス化・IT技術の積極活用
43 本会議の午前開催他
44 審議会委員等の報酬廃止
45 行政職員の議会対応の規則化
46 長期欠席議員の取り扱い

●その他
47 一票の格差の見直し(定数削減による)
48 公費負担の適正化
49 議員年金制度の見直し
50 地方議会制度改革の審議機関の設置
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2010年08月28日

提案16:出張講座の開催

提案16:出張講座の開催

【内 容】
議員が地域や団体に出向いて、県議会の役割や議会活動を分かりやすく説明する出張講座を開催します。

【目 的】
県民の意見を広く聴き、活動の報告し、議会への理解を深めてもらうこと(12条2項)

【現状・課題】
○県議会に対する理解や関心は高いと言えない状況にあります。
⇒特に将来の地域を担う学生に対して、議会の役割を説明することは、県政だけではなく、市町村政・国政に対しても関心を持ってもらうことができます。

【手 法】
申請のあった団体に対して、議員を派遣して講演をします。

【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。
○会場や議員の交通費等の必要経費は受入側に負担してもらいます。

【効 果】
○県民理解の促進…県議会に対する県民の理解が深まります。
○政治的関心の喚起…中長期的には、議会に関わろうとする人材が増え、投票に行く若者も増えます。

【参 考】
○出張講座を開催している議会…三重県議会、大分県議会他
  大分県の開催している「議員出前講座」に対する参加者の意見は概ね好評なようです。但し、議員の負担は大きいため、議員に余裕がある時だけ引き受けるようにすればよいでしょう。
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2010年08月27日

提案15:県民意見への真摯な対応

提案15:県民意見への真摯な対応

【内 容】
住民などから頂いた意見に対して、議員が議論をします。

【目 的】
県民の多様な意見を集約し、県政に適切に反映させると同時に、議会への県民参画を促進すること(7条)
【現状・課題】
○県議会に意見を述べ、その意見について議会で議論してもらう方法として、請願と陳情しかありません。
⇒多くの県民の声は、請願や陳情といった仰々しい手続きを必要としているわけではありません。気軽に意見を言って、議会で取り上げてもらえるような仕組みが必要です。
○議会のホームページ上では、県政一般に対する意見・提案は、県民局県民活動部県民課の「わたしの提案(神奈川県への提言)」にするように促しています。
⇒県民は議会にも意見や提案をする権利を有しています。議会自らがそのような声を封殺し、県行政に委ねることは、議会の存在意義そのものを否定することになります。

【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。

【効 果】
○県民参画の促進…気軽に議会に意見を言える手段を設けることで、県民の議会に対する関心が高まり、議会参画が促進されます。

【参 考】
○県民との対話を進める議会…三重県議会
 三重県議会では、県民ミーティング「議員と語ろう三重の未来!」という形で、県民の意見を聞き、議員との意見交換を行っています。ミーティングの模様は、三重県議会のホームページで見ることができます。
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2010年08月19日

提案14:県民参画の推進(例:県民発言制度)

提案14:県民参画の推進(例:県民発言制度)

【内 容】
県民が議会で自由に発言できる制度を確立します。

【目 的】
県民の多様な意見を集約し、県政に適切に反映させると同時に、議会への県民参画を促進すること(7条)
【現状・課題】
○県民が県議会で自由に発言できる場はありません。
⇒県議会として、県民の自由な発言を通じて、多様な意見を反映させる必要があります。
⇒議員が、県民の意見に真摯に耳を傾け、1つ1つの意見に対して議論をし、議会としての考え方を示していくことが、議会への県民参画を促進する上でも有効です。

【手 法】
○本会議或いは委員会において、県民が自由に発言できる制度を確立します。
【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。

【効 果】
○県民参画の促進…自由に発言をする場を設けることで、多様な意見を広聴することができると同時に、県民の積極的な参画が期待できます。

【参 考】
 ○アメリカの地方議会
  アメリカの地方議会では、原則として住民が自由に議会で発言できる場が確保されています。住民の声も審議の重要な判断材料となります。

○市民3分間議会演説制度(名古屋市議会)
  名古屋市議会では、委員会において市民演説制度を採用しており、申し込みをした市民が意見を述べることができます。演説者はそれぞれ思考を凝らした意見を述べていて、大変有意義な取組でした。意見に対して議員が議論や反応をできるようにすれば、本当の意味での開かれた議会に近づくと感じました。

●市民3分間議会演説制度の概要(名古屋市のHPより)
○実施回数…各定例会1回
○実施場所 …各委員会室
○演説参加者…名古屋市内に在住、在勤、在学する方
○発言内容…名古屋市政に関すること(国、県、他市町村等名古屋市政に関係のないことは発言できません。)
○発言時間…1人3分以内
○発言者数…各委員会室の定員7名(希望者多数の場合は抽選)
○発言への対応…質疑応答は行いません。
○その他
 市政記者クラブ所属の報道機関に対して、演説の撮影・録音を許可しています。
 また、演説の記録は作成しません。
 名古屋市会市民3分間議会演説制度実施要綱及び名古屋市会委員会傍聴人規則等に基づき、下記の注意事項が定められています。
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2010年08月18日

提案13:議会報告会の開催

提案13:議会報告会の開催

【内 容】
議会として議会報告会を行います。

【目 的】
県民の意見を広く聴き、活動の報告をすること(12条2項)
【現状・課題】
○議会報告会は開催されていません。
⇒議会基本条例12条2項に報告会の開催が明文化されています。議会としての広報・広聴のために導入する議会が急速に増えています。
⇒県民が議会や議員と接する機会は大変限られています。議会として積極的に地域に出向いて、県民意見を集約する取り組みは大変重要です 。

【手 法】
○県内の公共施設等を利用して開催します。

【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。
 ・費用は会場費、議員・職員の会場までの交通費

【効 果】
○広聴の充実…県民が直接議員に意見を述べることで、広く県民意見を集めることができます。
○県民理解の促進…議員が県民に直接議会の取り組みを報告することで、県民の議会に対する理解が深まります。

【参 考】
○議会報告会を行っている議会:岩手県議会、大分県議会他
 「議員と語ろう」(大分県議会)、「本音で語ろう県議会」(岩手県議会)等、名称は様々ですが、議会の積極的な取り組みは概ね評価はされているようです。但し、出席議員の調整や議事運営の仕方等において課題があるとの意見もありました。岩手県議会のホームページでは、報告会でのやり取りが詳細に報告されています。
 また、実際に関わった議員の声(岩手県)としては、広報を相当やっているにもかかわらず、一般の参加者は少ないということや対応する議員が7名と多いため、限られた時間で多くの議員が発言することができないという短所があるとのことでした。長所としては、自分の選挙区以外のことを知ることができることを挙げていました。
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2010年08月17日

提案12:議会ホームページの充実

提案12:議会ホームページの充実

【内 容】
常に他の都道府県議会以上に充実したホームページを目指します。

【目 的】
開かれた議会の推進(11条1項、2項)

【現状・課題】
○今まで紹介してきたように、様々な点で神奈川県議会のホームページは拡充の余地があります。
⇒常にホームページによる情報公開で先頭を走ることは、少しの努力で可能です。但し、あれもこれも情報を詰め込むことが、ホームページの充実にあたるわけではないことは注意が必要です。あくまでも、「県民が求める情報を、わかりやすく提供すること」が県議会のホームページには求められます。更新する者の労力も勘案する必要があります。
○ホームページの情報の優先順位付けがしっかりとできていません。
⇒例えば、本県議会のホームページでは、議案内容等、大変重要な情報が存在しない一方で、議会ポスターのページが充実しています。情報の優先順位づけをしっかりと行い、優先度の高い情報から更新していく必要があります(もちろんポスター等の掲載が悪いわけではありません)。

【手 法】
○定期的に他都道府県議会及び先進的な議会のホームページ(国内外問わず)を調査し、参考になる取り組みがあるようであれば、議論をして迅速に取り入れていきます。

【費用・財源】
○既存の予算内で対応します。

【効 果】
○県民理解の促進…県民が必要とする議会の情報を発信することで、県議会に対する県民の理解及び参画が促進されます。

【参 考】
○充実したホームページを持つ議会…三重県議会他
 47都道府県議会の中でも、三重県議会のホームページの充実はかなり高いレベルにあります。最近リニューアルされた神奈川県議会のホームページは、体裁は三重県議会のそれを参考にしていると思われますが、内容面において大きく差をつけられています。
 三重県議会のホームページの特徴は、徹底的な情報公開を行っている点です。本会議や委員会だけではなく、諸々の会議の内容も詳細かつわかりやすく公開されています。また、動画なども上手に活用しています。
 残念ながら、議会の意識の差が表れています。本県も頑張る必要があります。
 ○外国語のページを持つ議会…埼玉県議会、東京都議会、福岡県議会他
  神奈川県には約17万人の外国人登録者がいます。従って、主要言語で県議会の概要を紹介するホームページを持つことは、外国籍住民の県議会への理解を深める上でも有効です。
  例えば、福岡県議会では、英語、中国語、韓国語のページを公開しています。
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2010年08月15日

提案11:議会活動のホームページ上への公開

提案11:議会活動のホームページ上への公開

【内 容】
各議員の議会活動の詳細をホームページ上で公開します。

【目 的】
議会の活動を積極的に開示し、県民に議会活動の状況を知ってもらうこと(11条(2))
【現状・課題】
○公的に各議員の議会活動を把握する手段はなく、各議員の個人ホームページによってのみ県民はその一端を知ることができます。
⇒各議員が議会内でどのような発言・活動を行っているかを知ることは、有権者の権利です 。

【手 法】
○県議会のホームページ上の各議員のページを充実させます。
【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。

【効 果】
○議員の活動の可視化…各議員の議会における取組が明らかになり、県民が議員に意見を言ったり、評価したりする際の判断材料になります。
○議会活動の活性化…活動が公開されることで、議員の議会活動に対する取り組みが増えます。

【参 考】
  都道府県議会では、議員のプロフィールを充実させている議会はありますが、各議員の議会内での活動状況を報告する議会は存在しません。各議員の個人のページで十分であるとのご意見もあるかもしれませんが、個人のホームページを持っていない議員もいますし、ホームページがあってもその内容には基準もなく様々です。有権者の判断材料となるのは、実際に議員が議会内でどのような発言等をしているかという「事実」です。
  アメリカの議会のいくつかは、議会のホームページ内に議員の活動を紹介するページを設けています。各議員がどのような活動を議会内で行っているのかが一目瞭然であり(もちろん活動をしていない議員のページは更新が少なくなります)、大変有益な手段であると感じました。特に、議員と個人的なつながりを持たない県民は、このような情報を頼りに、自分の持っている問題意識を取り上げてくれる議員は誰かを判断できると思います(私自身が議員とアポイントを取る際にも大変役に立ちました)。
  また、実際に活動を公開している議会の議員と話をすると、自分達の仕事が評価の対象となるので、議会活動を頑張る動機にもなるとのことでした。
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2010年08月14日

提案10:メールマガジンの発行

提案10:メールマガジンの発行

【内 容】
メールマガジンを発行します。

【目 的】
情報提供を積極的に行うことで、県民の議会参加を推進すること(11条(2)、12条2項)
【現状・課題】
○議会から能動的に情報を発信する手段は議会だより(新聞折り込み、及び公共施設等への配架)のみです。
⇒費用対効果を意識しながら、多様な手段を用いて情報発信をしていくことは重要です。特に、一般的な社会基盤となったインターネットを利用した情報発信は、費用対効果も高く、積極的に進めていく必要があります。

【手 法】
○民間のメールマガジン発行サービスを利用し、メールマガジンを定期的に発行します。
○PCメール及び携帯メールの両方に対して発行します。
○メールマガジンのポイントは、登録者数です。県民が傍聴に来た際等、様々な機会に登録を促します。

【費用・財源】
○既存の予算内で、予算の組換えで対応します。
 ・初期費用2万円(次年度以降不要)、年間5.5万円
 ※無料媒体もありますが、企業広告が入るので不適です。システムを自前で構築すると、費用対効果が著しく悪くなります。
 ・メルマガの発行にかかる労力は、1回発行するのに職員1名が担当してせいぜい1〜2時間程度です(テンプレートを利用して毎回)。週1回発行の場合、月4〜8時間。

【効 果】
○費用対効果の高い情報発信…メールマガジンは投資費用が低い割に、広報効果の高い媒体です。

【参 考】
○メールマガジンを導入している議会…北海道議会、埼玉県議会、東京都議会
 発行担当者によると、定形化することで文章作成の労力が軽減されるとのことでした。登録者の確保や内容の充実が課題との声もありましたが、投資費用が低いのが魅力です。

○ツイッターを導入している議会…群馬県議会、ホノルル郡・市議会他
 ツイッターについては、比較的新しい技術のため、導入には慎重であるべきですが、有用性等については検討の価値は大いにあります。
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2010年08月11日

提案8:賛否の公開

提案8:賛否の公開

【内 容】
議案等に対する賛否を公開します。

【目 的】
積極的な情報公開によって、県民への説明責任を果たすこと(11条(2))
【現状・課題】
○議案等に対する賛否が公開されていません。
⇒議案等に対する賛否は、県民が知るべき最も重要な事項の一つです。早急な公開が必要です 。

【手 法】
○ホームページ及び議会だよりに各会派の賛否を公開します。
○最終的には、議員個人単位での公開を行います。

【費用・財源】
○既存財源で、予算の組換えで対応します。

【効 果】
○県民理解の促進…県民が各議員及び会派の採決行動を知ることができ、様々な判断材料となります。

【参 考】
○個人単位での賛否を公開している議会…岩手県議会
○会派単位での賛否を公開している議会…福島県議会、東京都議会、新潟県議会、
石川県議会他
●岩手県議会の「議員別賛否の状況」
(出典:「岩手県議会のホームページ 定例会の記録」
http://www.pref.iwate.jp/~hp0731/teireikai/h22/22-2sannpinokekka.pdf(2010/6/1アクセス))
PDFファイルでホームページ上に全ての議員の賛否態度を公開しています。
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2010年08月08日

提案7:議員との連絡手段の確保

提案7:議員との連絡手段の確保

【内 容】
ホームページ上に各議員との連絡手段を確保します。

【目 的】
県民の意見を聞くこと(4条(3))

【現状・課題】
○各議員と直接連絡を取る手段が存在しません。
⇒より多くの県民の声を議員が知り、その手段を確立する必要があります。
⇒議員の後援会に所属していたり、個人的に議員と知り合いであったりする県民は比較的容易に議員と連絡をとることができますが、一般の県民が議員に連絡をとることは、議員が考える以上に難しいことです。議会として各議員への簡便な連絡手段を整備することは、多様な意見を反映する上でも大変重要なことであると考えます 。

【手 法】
○各議員の了解をとった上で(個人情報への配慮)、メールアドレス(アドレスを公開しないでメールを送信できる仕組みがよい)、住所、電話番号、FAX番号を公開します。

【費用・財源】
既存の予算内で対応します。

【効 果】
○議員の広聴能力強化…県民が各議員に意見・提案を伝えることが可能になります。

【参 考】
○議員への連絡先を公開している議会…大阪府議会、茨城県議会、栃木県議会他
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2010年08月07日

提案6:議長交際費支出明細のHP上への公開

提案6:議長交際費支出明細のHP上への公開

【内 容】
議長交際費の支出明細をホームページ上に公開します。

【目 的】
積極的な情報公開によって、県民への説明責任を果たすこと(11条(2))

【現状・課題】
○議長交際費の支出区分のみ公開されています。
⇒支出項明細を公開することで議会の透明性が高まります。なお、知事部局の交際費は、支出項目の詳細まで公開されています。

【手 法】
提案3に同じ。

【費用・財源】
提案3に同じ。

【効 果】
○議会の透明化…積極的に情報を公開することで、説明責任を果たし、議会の透明性を高めることができます
○適正使用の促進…詳細な情報が公開されることで、議長交際費の適正な使用が促進されます。

【参 考】
○議長交際費の詳細を公開している議会…三重県議会、鳥取県議会他
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2010年08月05日

提案5:政務調査費支出明細のHP上への公開

提案5:政務調査費支出明細のHP上への公開

【内容】
政務調査費の支出明細をホームページ上に公開します。

【目 的】
積極的な情報公開によって、県民への説明責任を果たすこと(11条(2))
【現状・課題】
○情報公開請求をしなければ、政務調査費の支出明細書(領収書の写し)を閲覧できません。
⇒政務調査費に対する県民からの不信感・批判は非常に強いです。積極的に情報を開示していく必要があります。

【手 法】
提案3に同じ。

【費用・財源】
提案3に同じ。

【効 果】
○政治不信の払拭…積極的に公開をすることで、説明責任を果たし、政治不信を払拭することができます。
○適正使用の促進…詳細な情報が公開されることで、政務調査費の適正な使用が促進されます。

【参 考】
○支出明細書を公開している議会…備前市議会、ホノルル郡・市議会他
 ホノルル市議会議員の議会活動にかかる支出明細書です(下図)。ホノルル郡・市議会のホームページ上においてエクセル形式で公開されています。数百円のコピー代から会合の食事代まで、全ての支払いの詳細が公開されています。税金で賄われている経費なので、公開するのは当然とのことでした(面談した議員談)。
政務調査費も積極的に公開することで、使途に問題がないことを示す必要があります。毎年作成する出納帳を公開するだけですので、労力はかかりません。備前市議会はPDFファイルでHP上での公開を行っています。
 ●Expenditure Report(FY08-09) (出典:「Honolulu City and county Councilホームページ」
http://www.honolulu.gov/council/dist9fy0809.xls (2010/3/1にアクセス))
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2010年08月03日

提案4:調査報告書のホームページ上への公開

提案4:調査報告書のホームページ上への公開

【内容】
視察の調査報告書をホームページ上に公開します。

【目 的】
積極的な情報公開によって、県民の議会活動への参画を推進すること(11条(2))

【現状・課題】
○議会図書室に行かなければ、議員の調査内容を知ることはできません。
⇒調査は税金を用いて行われており、また一部の県民からは物見遊山 との批判もあることから、積極的に調査の成果を公開していく必要があります。また、併せて、調査報告書の作成についても様々な見直しを行い、内容の充実を図るべきと考えます。

【手 法】
提案3に同じ。

【費用・財源】
提案3に同じ。

【効 果】
○県民理解の推進…議会の活動が県民に理解されます。
○成果の共有…調査の成果を多くの人と共有できます。

【参 考】
○調査報告書をホームページ上に公開している議会…青森県議会、山梨県議会、熊本県議会他
 熊本県議会では、PDFファイルで調査報告書を公開しています。調査報告書を公開することで、県民に対して視察の説明責任を果たせるだけでなく、その成果を議会内の一部だけではなくて、インターネットにアクセスできる人たちと共有できます。
 山梨県議会では、委員会の県内調査をPDFファイルで公開しています。
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2010年08月01日

提案3:議案書等のホームページ上への公開

提案3:議案書等のホームページ上への公開

【内容】
議案書等(報告資料、議会・委員会審議に関わる資料を含む)を県議会のホームページ上に公開します。

【目 的】
積極的な情報公開によって、県民の議会活動への参画を推進すること(11条(2))
【現状・課題】
○議案書等がホームページ上に公開されていません(決議だけは全文公開されている)。
⇒議案内容の公開は最も基本事項です。早急な公開が求められます。また、委員会審議は報告資料に基づいて行われることが多く、今後の委員会のインターネット中継の導入も勘案すると、公開が必要です。その他の資料も、労力がかからない範囲で、原則全部公開するべきです。
【手 法】
○議案書等をスキャニングし、PDFファイルに変換した後、県議会のホームページ上にアップします。
【費用・財源】
○既存の予算内で対応します。
 ・スキャニングとファイルのPDF化は、市販の高機能スキャナ(市価4万円程度)があれば、片手間でできます。従って、職員の負担もほとんどありません。ファイルのアップ作業は単純です。
【効 果】
○県民理解の推進…県民の議会審議に対する理解が飛躍的に向上します。
○議員の調査能力の向上…ホームページ上から様々な資料を入手できることは、議員が調査を行う上での大きな助けになります。
【参 考】
○議案書等の公開を行っている議会…宮城県議会、島根県議会、佐賀県議会他
 特に、島根県議会及び佐賀県議会(行政側の公開)はPDFファイルで公開しています。PDFファイルで公開する利点は、通常配布同様に印刷出力ができる点です。

「神奈川県議会 議会改革に関する50の提案」はこちら(PDFファイル)
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2010年07月27日

提案2:委員会審議のインターネット中継

提案2:委員会審議のインターネット中継

【内容】
常任委員会、特別委員会、議会運営委員会及びその他会議をインターネットで中継します。

【目 的】
積極的な情報公開によって、県民の議会活動への参画を推進すること(11条(1)、(2))
【現状・課題】
○常任委員会、特別委員会等はインターネットで中継されていません。
⇒常任委員会等は専門性も高く、詳細な審議が行われているため、インターネット中継の県民要望が広く存在します 。導入済みの議会も増えています。
【手 法】
○業者を選定し、委員会のインターネット中継システムを導入します。
【費用・財源】
○既存の予算内で、予算の組換えで対応します。
○中継システムの導入にかかる費用は、導入費用に100万円、年間の運営費用に150万円です(奈良県議会の導入例を基に類推試算)。
【効 果】
○視聴者の増加…多くの県民に委員会を見てもらうことができ、情報公開が推進されます。また、議事録の公開までの代替手段となります。
○質疑の向上…議会審議に緊張感が生まれ、質疑の質が向上します(導入議会の意見より)。
【参 考】
○委員会等のインターネット中継を導入している議会…大阪府議会、奈良県議会、京都府議会、香川県議会他


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2010年07月26日

提案1:みんなに開かれた議会

「神奈川県議会 議会改革に関する50の提案」はこちら(PDFファイル)

提案1:みんなに開かれた議会

【内 容】
議会施設の見学を自由にします。また、全ての来訪者が神奈川県議会に来た際に、開放的な雰囲気を感じられるようにします。また、全ての会議を原則公開とします。

【目 的】
議会を公開し、全ての人に神奈川県議会を身近に感じてもらうこと(第1条)
会議等を原則として公開とすること(第11条(1))

【現状・課題】
○議会内を自由に見学することができません。
○議会に訪れた人が閉鎖的な雰囲気を感じます(実際に訪れた県民の意見より)。
⇒議会は県民のものです。県民が議会を自由に見学できるようにすることや、閉鎖的な雰囲気を取り除くことは、県民に身近で「開かれた議会」の第一歩です。
○一部公開されていない会議が存在します。

【手 法】
○見学ルートを作り、職員がいなくても議会内を自由に見学できるようにします。
○ホームページや議会だよりで公開されている旨を周知します。
○職員の接遇を改善します。
○見学ツアーを行います(職員の人員体制に余裕がある時期)。
○全ての会議を県民、マスコミが傍聴できるようにします。

【費用・財源】
○既存の財源内で予算の組換えで対応します。
 ・案内板は10〜20万円程度
 ・見学ツアーは、帯同する職員の人件費(業務の閑散期に対応)

【効 果】
○議会の印象の向上…議会に対する印象が向上し、身近に感じられるようになります。
○県民理解の推進…県民の議会に対する理解が深まります。

【参 考】
○議会の見学が自由な議会…東京都議会、宮崎県議会他
東京都議会では、休会中は自由に議会を見学できるように議事堂内に見学コースを設けています。事前の予約も不要なため、都庁に寄ったついでに見学できます。開かれた議会の取り組みとして都民にも好評です。もちろん、都民以外であっても自由に見学できます。ホームページで自由に見学できる旨を周知しています。
また、宮崎県議会では著名人知事の当選後議会訪問者が急激に増え、見学に対応しています。来訪者が多いためか、議会職員の対応も慣れています。特に宮崎県庁自体が観光ルートに組み込まれていることも多く、職員の接遇も慣れているようでした。

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写真:東京都議会の見学ルートにある案内板(上)/議場の傍聴席も出入り自由、写真では見えづらいですが、各席に案内表示(議長席、知事席等)が確認できます(下)。

○見学ツアーを行っている議会…静岡県議会、前橋市議会他
 静岡県議会では、夏休みに親子を対象とした「ふれあい親子県議会教室」という取り組みを行っています。親子を対象とすることで多くの親も一緒に訪れ、多くの県民が来庁しています。なお、アメリカの州議会では議会を自由に見学できるか、またはボランティアによる議会ツアーが組まれていることが多いです。

○受付を設置している議会…和歌山市議会、鹿児島市議会他
  私自身の感想ですが、議員をやっていても他の議会を訪れるのは緊張します(特にアポイントメントのない場合)。しかし、受付がありその対応が丁寧な議会は、要件を伝えやすく、漏れなく職員の方々の対応も丁寧でした。
  一方で、受付のない議会は、どこが窓口かもわからず、直接事務スペースを訪れなければならず(しかも閉鎖的な空間である場合が多い)、最初は一体何者が来たのだろうという好奇の目で見られることが少なくありませんでした(議会への一般来訪者が少ないことがその一因と思われます)。

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2010年07月24日

議会改革その1〜「議会改革に関する50の提案」


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●議会改革に関する50の提案

 「神奈川県議会 議会改革に関する50の提案」を作成しました。私自身が、選挙で公約した「議会改革」に関わる政策提案書です。同じ会派の所属議員だけではなく、議長・副議長及び「議会改革」に熱心である他会派の議員にも渡しました。内容が実現するのであれば、誰が提案してくれてもよいと考えるからです。

また、併せて会派において以下の提案をしました。

 ・会派において「議会改革」に関する考えをまとめること
・議会改革に関する検討会を議会に設置することを求めること

 後者については、7月から設置されることになりました。今後は、少しでも私の政策提案が実現するように、動いていく予定です。

 なお、提案書の内容はPDFファイルでHP上に公開しています。

http://www.k4.dion.ne.jp/~naotoshi/_userdata/20100721gikaikaikaku50.pdf


●議会に対する厳しい視線

 近年は、議会に対する住民の視線がますます厳しくなっています。全国的に議員の報酬や定数の削減要求が住民からなされていることからも、その点は明らかです。これに対応するように、議会側から提唱されているのが「議会改革」です。

 しかし、全国のほとんどの自治体では、住民が期待するような「議会改革」はほとんど行われません。多くの場合、議会改革は議員の既得権に踏み込み、それ以外にも議員に多くの労力を要求するからです。水が高いところから低い所に流れるように、人は楽な方に流れやすいのです。

 市・県と二つの地方議会議員を経験しましたが、その存在意義が問われると私は考えています。残念ながら現在の地方議会は、行政の一審議会であり、最も費用対効果の低い組織体の1つとなっています。

 私自身も構成員の1人ですので、評論家のように議会の問題点の指摘ばかりをしているわけにはいきません。そこで、今までの議員生活7年間の自省と経験も含めて、議会改革に関する政策提案を行った次第です。

 次回より、その内容について数回にわたりご紹介していきます。


●神奈川県議会の取組

 最後に本県議会の今までの議会改革の取組をご紹介します。また、三重県議会は全国的にも議会改革が進んでいる議会ですのでご紹介します。本県と三重県の議会のHPを比較してみて下さい。
神奈川県議会→ http://www.pref.kanagawa.jp/gikai/gikai.htm
三 重県議会→ http://www.pref.mie.jp/KENGIKAI/
平成19年
●議員の交通費を、都道府県議会で初めて実費支給に変更
●議員の政策形成の支援や議会広報の拡充などを目的とし、議会局を組織改革
平成20年
●都道府県議会で初めて議会カラー及び議会ロゴマークを制定
●政務調査費の収支報告書に、領収書等証拠書類の添付を義務付け
●新庁舎1階に議会情報コーナーを設置し、新たな情報発信
●開かれ充実した県議会をめざす「議会基本条例」を制定
平成21年
●常任・特別委員会記録のインターネット公開により、情報提供を充実
●議員の期末手当を削減(22年度まで)
●県政調査事業(国外調査)を凍結(同)
平成22年(1月12日現在)
●会期等の見直しを実施
●議員報酬を削減(22年度中)
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2010年03月25日

議員及び議会のあり方

昨日、名古屋市議会で河村市長が提案した、議員の報酬や定数を半減させる条例が否決されたようです。

これは、著名人の首長だからこそできる荒業です。実際の条例の内容は、半減の根拠も弱く、荒いものですが、このような問題提起を議会ではなくむしろ市民(及びメディアを通じて全国民)に行ったことは評価しています。

議員の待遇を議会が判断することには無理があると、7年間議員を務めて強く確信しました。私の所属してきた議会にも、議員の待遇に関わる陳情などがあがってきますが、議論といえる議論がしっかりと行われたことはありません。自分たちのことになると、自ずと私情が出てきてしまい、住民の視点よりも私情が優先されてしまうからです。

議員の待遇も含めて、自分たちの議会がどうあるべいかということについて、住民が真剣に考えることが、住民自治の第一歩であると考えます。
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